今日は、我が家の末っ子ミカンのお話。
ある日、ミカンのうんちに寄生虫のような物が…。
見つけた経緯や症状、病院での処置についてお伝えしたいと思います。
うんちの中に虫を発見!
ある日、ミカンのうんち処理をしていると、うんちの中に白いものが。
おもちゃや家具のかけらなどの異物を飲み込んでしまったのかと思い、異物を確認しようとティッシュで白いものを引っ張ってみる。
引っ張ってみると、白くて細長いものがビローンと出てきた!!!
自分が想像していた物と全く違っていた驚きと気持ち悪さで
「ギャー!!!」
と叫びながら異物をぶん投げてしまった私(笑)
落ち着いて色々考えてみた結果、これは寄生虫ではないか…と推測。
「猫 寄生虫」でネット検索してみると
ミカンのうんちから出てきたものと全く同じ寄生虫を発見!
それは、「回虫」
白くて細長い、パスタみたいな虫。
これは回虫で間違いないと確信し、病院へ行くことにしました。
※ミカンから出てきた実際の回虫の写真を、この記事の最後に載せますので、気になる方だけご覧ください。
ミカンの症状
回虫を見つけたのは保護して4か月経った頃でしたが、ミカンは体調不良もなく元気いっぱい。
食欲もあって、痩せている感じもなかったので全く気づきませんでした。
恐らく野良時代からお腹にいたと思うのですが、最初の便検査はお尻から棒を入れてごく少量の便しか取らなかったので、きちんと検査できていなかったんだと思います。
後日きちんと排便したものを持って行って検査してもらうべきでした。
調べてみると、回虫が少量であれば症状はほとんどないとのこと。
大量に寄生すると、嘔吐や下痢、食欲不振や発育不良などの症状が出るそうです。
ミカン自身に重い症状が見られなかったのは本当に良かったと思います。
病院での処置
かかりつけの病院へ、回虫らしき物が出たことと今後の対応について電話で確認をとりました。
「猫は連れてこなくても大丈夫なので、うんちと虫を持ってきてほしい」
とのこと。
その日のうちに、うんちと虫を持って病院へ。
検査結果はやはり「回虫」。
うんちの中に卵も見つかったそう。
薬で簡単に駆除できるとのことで安心しました。
しかし、先生から思わぬ一言
「多頭飼いの場合、他の猫にうつっている可能性が高いです」
同じトイレを使っていたり、あいさつでお尻をかいだりすることで感染してしまうことがあるそう。
ということで、ミカンだけでなく3匹全員が駆除薬を飲むことに。
駆除薬の錠剤を3匹分処方されて帰宅。
回虫駆除完了!
処方された錠剤は思ったより大きく、どうやって飲ませるべきか悩みました。
先生は、「口を開けてのどの奥に落ちるようにストンと落とせば、自然にごっくんするよ」と言っていましたが、キー君以外の2匹は触れないので絶対に無理…。
ご飯に混ぜても良いか聞くと、混ぜても良いけど残す可能性が高いとのこと。
悩んだあげく、家にあったおやつに混ぜて与えることでうまくいきました!
駆除薬を飲ませた翌日…
ミカンさんのうんちから駆除された回虫が出てきた!!!
やったーーー下った(涙)
そんなに大量ではなかったようで、2日くらいですぐに駆除完了。
ちなみに他の2匹のうんちも毎日確認していましたが、回虫らしきものは見当たりませんでした。
うつっていなかったようで良かったです。
私が今回の件で学習したのは2点
・保護して最初の便検査は、排泄したものを多めに持っていくこと
・愛猫のうんちの状態は常日頃から確認しておくこと
猫とは会話できないし、症状を表に出すこともあまりしないので、常に健康状態に気を配らないといけません。
ちょっとでもおかしいなと思ったら病院へ相談してみると良いかもしれませんね。
猫たちの健康を守るために今後もしっかり体調管理していきたいと思います(*^^*)
※ここから閲覧注意※
回虫の画像を載せますので、興味のある方だけご覧ください。
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